Jul 02, 2009

出張に便利な名古屋のホテル

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 松本など4市が発表した来年度当初予算案で、企業が納める法人税の増収見込みが相次いだ。景気の緩やかな回復を反映し、企業活動の活性化が期待されるためだ。一方、雇用情勢の悪化などで個人税収は低迷し、収支改善は一定の水準にとどまっている。
 ◇松本市、2.5%増885億円 法人市民税、均等割り減税
 松本市は14日、総額885億4000万円の11年度一般会計当初予算案を発表した。10年度当初比2・5%増で、国の子ども手当や予防接種にかかる費用の影響を除けば、規模は同0・3%増とほぼ横ばい。景気回復による税収増が見込まれることから、菅谷昭市長は企業活動を後押しするため、法人市民税のうち、資本金などに応じて算出する「均等割り」を約16%減税する方針を明らかにした。
 歳入の4割にあたる市税収入は来年度350億8300万円で、同2・3%増。前年度当初を上回るのは3年ぶり。市は条例改正で均等割りの税額を現在の6分の5に引き下げるとし、減税規模は総額1億9600万円。それでも、企業収入に応じて納める法人税割りが増えるため、来年度の法人税収は同27・5%増の37億4300万円を見込む。
 一方、市債発行額は同3・8%減の76億910万円。10年度に続いて償還額よりも低く抑え、11年度末の市債残高は10年度末から約24億円減の902億6066万円となる。
 主な事業は、「健康寿命延伸都市・松本」創造プロジェクト29億5972万円▽経済・雇用・生活対策事業78億2765万円▽学都松本関連事業費3億9320万円−−など。菅谷市長は「社会保障費が財政を圧迫する中で、歳出見直しと予算の重点化を行った」と語った。21日開会の2月市議会に提出する。【大平明日香】
 ◇自治基本条例案、住民投票を明記−−上田市
 上田市は14日、一般会計総額約656億9800万円の11年度当初予算案を発表した。10年度は同市長選を控えた骨格予算にとどめており、10年度6月補正後との実質的な比較では、前年度比4・2%(約29億1300万円)減少した。また市は、初めて住民投票について定める「市自治基本条例」案を、3月市議会に提出する方針を明らかにした。
 条例案は、有権者の50分の1の署名で住民投票の実施を市長に請求できると明記する。また、市民や市長の権利と責務、コミュニティーの役割など、自治の原則を示す内容だ。
 当初予算案の主な歳入は、市税196億800万円(前年度比0・2%減)▽地方交付税145億円(同3・2%増)▽市債70億3200万円(同5・4%減)など。景気が底を打ち、法人市民税は同38・7%増の14億500万円と大幅に改善する。一方、所得の伸び悩みで個人市民税は同5・7%減の58億7300万円となる見込みだ。歳出では総務費が同22・7%減の63億6300万円▽教育費が同8・5%減の66億8400万円などで、公共事業の減少が目立つ。【光田宗義】
 ◇骨格ながら0.4%増184億円−−諏訪市
 諏訪市は14日、11年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比0・4%増の184億8000万円。4月に市長選を控えているため骨格予算としたが、大型継続事業や市民生活に直結する事業を積極的に計上したため、「通常より多くなった」という。
 歳入は市税が同1・4%減の75億500万円を見込む。景気回復の兆しを受け法人市民税収入が増え、個人市民税は減る見通し。地方交付税は同26・8%増の26億円を見込み、財政調整基金などの繰り入れは停止する。
 主な新規事業は、霧ケ峰高原車山肩へのバイオトイレ設置3310万円▽湖南地区新保育園建設5億769万円▽子宮頸(けい)がんワクチン接種補助1175万円▽小中学校の学力調査・学級満足度調査179万円−−など。【武田博仁】
 ◇前年度比3.4%増、2年ぶり上回る−−大町市
 大町市は14日、11年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比3・4%増の161億5200万円で、前年度当初を2年ぶりに上回った。
 歳入は、市税が42億6026万円で同1・8%増。個人税は雇用情勢の悪化などで同4・9%減だが、法人税は、市内の製造業で収益改善したことから同72・3%増。市債発行額は同31・8%減の10億5530万円に抑制した。歳出は公債費が同12・1%減の25億9589万円など。
 主な新規事業は、市ケーブルテレビの運営費1億399万円▽若宮駅前線整備事業費2億2010万円▽山岳資料館建設費3307万円−−など。牛越徹市長は会見で「財政は厳しいが、工場誘致や定住促進、農業政策などに力を入れた」と述べた。【大平明日香】

2月15日朝刊

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