Feb 04, 2011
彼は奮発誕生日プレゼント
遠距離恋愛で付き合っていた彼。誕生日当日に会うのは難しかったので、よくメールでプレゼントをしました。一番喜んでもらえるのが、彼が好きだった野球選手の記念アイテム。その年のメジャーリーグで活躍していたあの選手のチームが優勝、記念品が色々と発売されていました。彼に秘密記念ボールの盾などを送信すると、、涙声で電話がかかってきてびっくりプレゼントは大成功。高価な贈り物をした翌年に、その彼と別れてしまいましたけどね。我が家の近くに漫画を好きにはたまらない施設があります。それはまた楽しいゴトイプニダガ施設になってからは家の近くにコスプレをした人が多く出没するようになりました。最初は楽しんでいたが、最近はそうも言ってすることはできません。なぜか、それは月に一度のコスプレ大会が開催されるようになったからです。開催日には100人以上がコスプレをしてきます。その異様なというと、また凄いことです。どれもそこそこは大事ですね。
【衝撃事件の核心】
軽音楽部に青春をささげる女子高生たちの、ほのぼのした日常を描く人気“萌え”系アニメ「けいおん!」。その中に登場する高校に細部までそっくりだと話題になり、ファンが「聖地」と呼ぶ滋賀県豊郷町の豊郷小学校旧校舎に昨年11月、何者かが侵入、展示品のフィギュアや金庫が盗まれた。日本中のファンを憤慨させた事件の犯人は、現場から遠く離れた和歌山県南部に住む3人の少年だった。(市岡豊大)
■汚された「聖地」
昨年11月17日午前1時15分ごろ、滋賀県豊郷町石畑の町立豊郷小学校旧校舎敷地内にある施設で、警備会社の侵入警報が鳴った。駆けつけた警備員が数人の不審者を見つけ追いかけたが、逃げ切られた。
県警彦根署員が現場を確認すると、展示されていた「けいおん!」キャラクターのフィギュアなど192点とギターやベース3点、ロッカーに保管されていた現金計約100万円入り金庫2個がなくなっていた。同署が窃盗事件として捜査していたところ、2日後に近くの田んぼの側溝で、盗まれたギターとベース、空の金庫が見つかった。
旧校舎はアニメに登場する高校のモデルとされ、休日には1日で全国からファンら300〜400人が「聖地巡礼」に訪れる。盗まれたものを含め、展示品のフィギュアやギターなど関連グッズ約1千点以上はすべてファンから寄贈されたものだという。
■容疑者は少年
昨年12月、事件は意外な展開を見せた。和歌山県警田辺署が同県田辺市周辺で連続発生していた事務所荒らしの捜査で逮捕した少年らが、豊郷町の事件への関与を認めたのだ。
同署によると犯行を認めたのは、同県白浜町に住む県立高校生の少年A(18)、田辺市内に住む専門学校生の少年B(18)、同市内に住む無職の少年C(17)の3人。
同署は昨年12月〜今年1月、少年AとBを含む少年ら4人を窃盗容疑で相次いで逮捕。少年Bが関与を認め、家宅捜索でフィギュアなどが見つかった。同署は2月4日、少年Aを窃盗容疑で再逮捕、新たに少年Cを逮捕した。少年Bはその後、同容疑で追送検された。
さらに、3人は計10人の仲間と、昨年10月〜12月、和歌山県内の給油所やスーパーなどに侵入、計54件(被害総額670万円相当)の窃盗を繰り返したとして、3月2日までに窃盗容疑などで和歌山地検に最終送致された。
■「行ったら欲しくなった」
「聖地、見に行こう」。少年Bの提案で3人は犯行前日の11月16日、豊郷町に向かった。3人は自宅の部屋の棚に「けいおん!」のグッズを並べるほどのファンだった。家宅捜索では盗んだフィギュアと一緒に飾られていたという。
着替えを詰めたリュックサックを背負い、電車を乗り継いで約200キロの長距離を移動。日中、豊郷小の旧校舎を見学したが、盗みの癖が頭をもたげたのか、「やっぱり欲しい」とリーダー格だった少年Aが言い出した。
3人は夜を待ち、コンクリート片を窓ガラスに投げつけて割って侵入。警報音の鳴り響く中、展示棚を壊してフィギュアをリュックに詰め込み、鍵のかかったロッカーを蹴破って金庫を奪い、ギターを手に逃走。警備員に追いかけられる途中、田んぼにギターと金庫を放り出したという。
翌日、田んぼに戻るとギターと金庫が残されており、再び夜を待って金庫をこじ開け現金を取り出した。ギターは「目立つから置いていった」という。その夜、3人は盗んだ金で京都市内のホテルに泊まり、フィギュアなどは持ち運びに目立たないよう同市内の郵便局から少年Bの自宅に郵送したという。
■ネット上では大騒ぎ
犯人はフィギュア目当てのファンか、ただの金目当ての泥棒か。事件後、インターネット上の掲示板サイトにはファンへの非難と擁護の書き込みが殺到。逮捕後には少年らの真意をめぐり、憶測が憶測を呼ぶ論争が巻き起こった。
ある掲示板では逮捕報道から約1時間で1千件を超える書き込みがあった。「これ、どう見てもアンチの仕業だな」「これはさすがにファンだろ」と一部では本当のファンとみるか紛糾。一方で「レアで高価なグッズは手つかず。本当に知っている人なら手を出さないものばかり盗まれ、グッズ目当てでないことは確か」との分析もあった。
その中で目立ったのは「けいおん信者を名乗る奴は、盗みを働く人間が多い」などというファンへの誹謗中傷とも受け取れる書き込みだ。
■ファンの複雑な心境
こうした偏見の目がファンの間に暗い影を落とす。容疑者が逮捕されてもなお、聖地に集まる人々は「容疑者がファンだったのは残念」と複雑な心境を覗かせた。
週末にコスプレ仲間と聖地に集まるという埼玉県春日部市の男性会社員(33)は「捕まって本当に良かった」と安堵するが、「やっぱり容疑者はファンだったと後ろ指を差され、後味が悪い」。一方、アニメおたくを自称する京都市伏見区の男性会社員(25)は「ネットは叩き合う場所だから、ファンが叩かれるのは仕方ない」と冷静に受け止めていた。
初めて訪問したという、ともに25歳の大阪府高槻市の夫婦は「アニメの舞台がそのまま再現されているみたい」と旧校舎を見て驚いた様子。妻は「アニメの世界に浸れるいい場所があるのに、事件のせいでファンへの風当たりが強くなって雰囲気が悪くなるのが心配」と表情を曇らせた。
■町おこしに水差された
ファンだけでなく、「けいおん!」で町おこしを狙っていた豊郷町も頭を痛めている。聖地の盛り上がりに目を付け「けいおん!でまちおこし実行委」を立ち上げた町商工会青年部長の宮川博史さん(41)は「水を差された」と憤りを隠さない。
盗まれた金には、ファンと協力して旧校舎内で運営してきたカフェの売上金数カ月分が含まれていた。3月開催のライブイベントの資金に充てる予定だったため、金策に四苦八苦しているという。「ファンだと言うなら聖地で泥棒なんてもってのほか。アニメを見る資格もない」と断罪する。
さらに問題視するのはファンへのイメージの悪化だ。かつて「おたく」に暗くて危ないというイメージを抱いていたという宮川さんだが、町おこしを通じてその印象が変わり、マナーを守る良識人ばかりだということを知った。
「アニメを利用することに地元でも非難の声がないわけではない。外からお客さんを呼ぶ以上、治安面が問題になるのは仕方ないが、無駄に悪いイメージを持たれるのは良くない」。事件後、施設では現金の扱いや警備員の配置など防犯策を強化したという。
■広がるおたく文化
そんな“大人たちの事情”を逮捕された少年たちは少しも考えることはなかっただろう。
田辺署は約2年前から、オートバイ盗と暴走行為を繰り返す暴走族集団として少年らのグループを把握していた。3人は調べに素直に応じているものの、「欲しいフィギュアも大金も盗めて良かった」と供述、反省の色は見えないという。
山形県警に以前勤務しプロファイリングに詳しい関西国際大学の桐生正幸教授(犯罪心理学)は「金品目的の大人と違い、少年の場合、行為自体を楽しむことが目的」と指摘。「評判になってみんなが騒いでいる場所があるから、興味の度合いが他より強かっただけではないか」と説明する。
また、アニメや漫画などの歴史に詳しい東北芸術工科大学の吉田正高准教授(コンテンツ文化史)は「近年おたく文化の一般化が進み、(少年たちのように)これまで無縁と思われた層も関心を示すようになったことが背景にあるのかもしれない」と話す。
豊郷町での取材で、前出の男性会社員は「けいおん!」キャラクターのコスプレを着たまま、気前よく取材に応じてくれた。
「結局、悪い人にも『けいおん!』が広まっているということではないでしょうか」
ファンはただ純粋に、そのアニメが好きなだけなのだろう。
●けいおん! 軽音楽部に入部した個性豊かな5人の女子高生たちの学校生活を描いた学園アニメ。かきふらい原作(芳文社「まんがタイムきらら」連載)。TBS系列で平成21年4〜6月に1年生を描いた第1期、22年4〜9月には3年生の第2期が放送された。登場人物の演奏曲がCD発売されてヒット。アニメキャラ名でのCDとしてはオリコン史上初のシングル・アルバムとも首位となった。
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